ぺんぎん労災

フードデリバリー配達員、建設業の一人親方のための
厚生労働省労働局承認  労災保険特別加入サポート

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デリバリー配達員建設業の一人親方

【フリーランスをサポートします】「ぺんぎん労災」始めます

2022/02/14
※土曜日の北海道神宮 日差しに春を感じます

ぺんぎん労災始めます

こんにちは。
北海道札幌市中央区の税理士 板倉圭吾です。

2022年3月1日から「ぺんぎん労災サポートセンター」を始動します。

2022年1月に構想して、このタイミングで発表できることが嬉しいです。

既に厚生労働省労働局への申請も完了しており、労働保険番号も取得しました。

短い準備期間にもかかわらず、新しい挑戦に参画してくれたぺんぎん労災スタートチームに感謝するとともに、これからたくさんのフリーランスの方々にお役立ちできるよう気を引き締めているところです。


これまでの社会人経験が、構想を実現に導いてくれました。

やはり1番は、元労働基準監督署職員として労災認定の第一線にいたことです。

東日本大震災の災害応援派遣で勤務した石巻労働基準監督署では、未曽有の災害に対して、国の制度である労災保険が大きな役割を果たしたことを体感しました。

北海道内の労働基準監督署でも、交通事故などで仕事ができなくなる労働者へのセーフティネットとして労災保険が機能していることに誇りを持っていました。


2番目は、現在の税理士としての活動です。

フリーランスを支える税理士として、確定申告サポートなどをしております。

青色決算書を拝見すると、事業としての成果(収入)と努力(支出)をつぶさに見ることができます。

民間保険会社のさまざまな保険について学ぶとともに、フリーランスに対しても労災保険の門戸が大きくならないかと願っておりました。

これまでも、(建設業の一人親方など)職種によっては任意に労災に加入(特別加入といいます)できたのですが、2021年9月に、その門が大きくなったのです!!


私の経験を、フリーランスの方の安心に変えたい。

それが、構想のスタートラインでした。


以下は、2021年06月18日のネットーニュースから転載です。

労働政策審議会(厚生労働相の諮問機関)は18日の部会で、料理を宅配する「ウーバーイーツ」などの自転車配達員とフリーのITエンジニアについて、労災保険が利用できる特別加入制度の対象とすることを了承した。厚労省による省令改正を経て、9月にも保険料の自己負担で加入できるようになる。

日本フードデリバリーサービス協会によると、自転車配達員は約9万人。労災保険の対象となるアルバイトではなく個人事業主として働く場合、業務中の交通事故などに対し十分に補償されないことが問題となっていた。9月以降は自ら加入を申し込んで保険料を負担すれば、治療費の支給や休業補償が受けられる。配達員の運転マナーが悪いとの指摘もあるが、同協会担当者は部会で「交通安全講習などの啓発活動を進めたい」と説明した。


私は、協会事務局や大手フードデリバリー事業者とのお打ち合わせを通じて、フードデリバリー業界に望まれる組織作りを模索しました。

そして、下記全部ご提供するためにぺんぎん労災をスタートすることにしたのです。

提供できること

労災保険の特別加入のための団体です

フリーランスの方々は労働者ではないため、仕事中の負傷などについて「労災」の対象とならないのが原則です。

労災は、事業主が労働者のために加入する保険。

労災保険は国(厚生労働省労働局)が取り扱う強制加入の保険です。

しかし、国が認めた職種の方は、フリーランスであっても任意で労災加入(特別加入)することができます。

ぺんぎん労災は、その特別加入のための団体です。

ぺんぎん労災を通じて特別加入していただくことにより、

などを受給することができます。

詳しい内容は、厚生労働省のリーフレットをご覧ください。

対象となる職種(全国対応)

ぺんぎん労災では、2種類の部会をご用意しております。

この職種に該当する方は、日本国内であれば、お住まいの地域に関わらずお申込みいただけます。

フードデリバリー配達員部会

など、各種フードデリバリー事業者に登録し、フリーランスとして軽貨物、バイク、自転車などで配達業務をされている方が対象です。

なお、フードデリバリー配達員向けの特別加入団体は北海道初とのこと。

積雪地での配達業務、特別加入で万が一の備えをしておきましょう。

もちろん、全国どこでも加入ができます。

建設業一人親方部会

大工、左官、とび職人、電気工、配管工など建設業に従事する方が対象です。

一人親方、従業員がいない自営業者が加入できます。

※労働者を使用する場合であっても、労働者を使用する日の合計が1年間に100日に満たないときには、特別加入できます。

安全第一

ぺんぎん労災では、災害防止に力を入れています。

労働災害を防ぐ適切な知識を定期的に受講できます。

講師は、元行政官(労働基準監督署、運輸局、警察署)や安全衛生コンサルタント、社会保険労務士などにお願いする予定です。

フードデリバリー配達員部会では、交通事故や貨物運送業特有の災害を防止するための研修を実施します。会場受講のほかオンラインでも受講できる体制を構築しております。

建設業一人親方部会では、建設業特有の災害防止についての研修を実施します。会場受講のほかオンラインでも受講できる体制を構築しております。

明朗会計と便利な決済

ぺんぎん労災の組合費は、日割り計算をしますので、いつ加入してもお得です。

さらに、お申込み時に料金がわかるシミュレーターを用意しました。

保険料のお支払いには、銀行振り込み、銀行口座引き落としに加えて、カード・コンビニ・ペイジーなど便利な決済方法も準備しています(2022年4月以降)。

「必要な期間だけ」をご提供

加入時から3月31日までの通年加入に加えて、

など期間を選択できるようにしました。

お試しで配達員を始めてみる際には「来月末まで」を選択しても、その後の延長も可能です。

「必要な期間だけ」をご提供します。

全国どこでも

労働局への申請を行い、全国からのお申込みが可能です。

季節によって活動エリアを変えている配達員さんや、冬期は都内に出稼ぎに行く職人さんも安心です。

納税もしっかり

税理士がぺんぎん労災を運営しています。

定期的な相談会を実施して、労災だけではなく会計や税に対してもサポートします。

(一部、有料メニューとなります)

強みと弱み

強み

オンラインでの手続きを推進します

お申込み、お問い合わせなどについて、電話ではなくオンラインでのサポートを重視しています。

限られたスタッフで皆様にお役立ちするために、非同期コミュニケーションに注力しているのです。

元労基署職員が申請をサポート

災害が起こった場合、フリーランスの皆様が請求人となって労災申請書類を提出します。

とはいえ、お怪我の治療をしながら、慣れない書類を記入するのは大変ですよね。

労災補償業務に10年以上従事した元労基署職員がぺんぎん労災を運営しています。

経験を基に申請をサポートします。

フリーランスの税金もサポートします

フリーランスの悩みと言えば確定申告。

税理士として個別コンサルティングをしたフリーランスの方からは、

などのコメントをいただいております。

ぺんぎん労災にご加入のフリーランスの方向けに、定期的な相談会(無料)を実施するほか、個別コンサルティングも割引価格でご案内する予定です。

フリーランスの安心を、総合的にご提供します。

ご提供できないこと

ぺんぎん労災だから提供できること、たくさんありました。

そして、ご提供できないことも少しだけあります。

申し訳ないのですが、あしからずご了承ください。

加入したのだが、気が変わったのでクーリングオフをしたい

労災保険特別加入はぺんぎん労災が申請を行い、国(厚生労働省労働局)が認可するものです。
入会については個人事業主である皆様とぺんぎん労災との間で締結される契約であるため、特定商取引法の適用外になります。
そのためクーリングオフの対象外となりますのでご注意ください。

給付金を多く受け取りたい

給付決定は労働基準監督署が行いますので、どの団体に加入されても認定結果は変わりません。

「元労基署職員だから、他より無理が通る」ということは絶対にないのです。

もちろん、「受け取れる権利があるのに労基署職員が通達を勘違いをしている」場合などは通達を示してぺんぎん労災が皆様の権利を主張します。

保険料が払えないので待ってほしい

労働保険料は国に納めるものです。

皆様からお預かりをして、法定納期限にぺんぎん労災が責任をもって国に納付をします。

ぺんぎん労災は国に対して、「全員から確実にお預かりして、全員分を納付すること」をお約束しております。

皆さんがプロとして活動するために用意されたセーフティネットですのでご理解ください。

おわりに

名前に込めた願い

ぺんぎん労災は、札幌市中央区に事務所があります。

北の大地から、全国のフリーランスに安心をもたらしたい。

それが我々の願いです。

寒いところで暮らす動物と言えばペンギンが思い浮かびます。

集団生活をするペンギン。

「ファーストペンギン」という勇気ある一羽が、他の仲間を安全にします。

我々の挑戦が、フリーランスの皆様の安全安心につながることを願い、この名前にしました。

これからぺんぎん労災をどうぞよろしくお願いします。

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